では、この注記事項とは、どういうものなのでしょうか?
注記事項とは、貸借対照表、もしくは損益計算書を作成する時、資産の評価方法、固定資産の減価償却の方法などの会計方針をわかりやすく、正確に表したものです。
重要な会計方針の注記は、商法上義務付けられてはいないのですが、債権者や取引先にとっては、注記を行った方が良いと思います。
当然、金利スワップ契約があるのであれば、金利スワップもこの注記事項に記載されることとなります。
では、この金利スワップとはどういうものなのでしょうか?
金利スワップとは、固定金利を支払い、変動金利を受け取るといった仕組みの取引のことです。逆に、変動金利を支払い、固定金利を受け取る取引も金利スワップといいます。
つまり、金利スワップの契約は、元本は交換されず、金利部分だけが交換されることとなります。