この金利スワップ、プライシングとは、どのようなものなのでしょうか?
まず、金利スワップとは、金利を交換する取引のことです。
具体的に説明すると、変動金利を支払い、固定金利を受け取るという仕組みです。そのため、元本は想定元本とよばれ、実際には存在しません。この想定元本は、双方でプライシングします。
つまり、この金利スワップで取引すると、実質、固定金利で支払うことになり、将来金利が上昇した際に利払いコストを軽減できるという利点があります。
次に、金利スワップの説明でもでてきたプライシングですが、この金利スワップのプライシングとは、取引値段を決めることで、主に長期契約の際に行われます。
プライシングとは、金利スワップ取引以外にも、デリバティブで使われる金融用語です。