金利スワップとは、デリバティブ取引の一種で、固定金利を支払い、変動金利を受け取るという仕組みです。
想定元本に対して決められた固定金利分を支払い、これと同時に同額の想定元本に対して変動金利分を支払います。
次に、時価についてですが、金利スワップ取引を含めたデリバディブ取引は、平成12年4月1日に、会計基準の適用により時価評価されることになりました。
そこで、金利スワップも時価評価が必要となるのです。
この時価とは、公正な評価額をいい、市場で取引されている価格、またはこれに基づく合理的な価額によります。デリバディブ取引の対象となる金融商品に市場価格等がなく公正な評価額を算定することが困難な場合には、合理的に算定された価格を公正な評価額とします。