金利スワップの利点は、実質、固定金利で支払うことになり、将来金利が上昇した際に利払いコストを軽減できるという点です。
会計処理としてややこしい仕訳は、金利スワップにおいてはなおさらです。
金利スワップの会計処理(仕訳)は、
@ スワップ契約受払日(固定金利と変動金利の差額を損益として計上)
(借)現金預金 ×× (貸)金利スワップ損益 ××
A 決算日(金利スワップの時価を認識)
(借)金利スワップ ×× (貸)金利スワップ損益 ××
B 翌期首(前期末の逆仕訳)
(借)金利スワップ損益 ×× (貸)金利スワップ ××
となり、決算時の仕訳と翌期首の仕訳は逆になります。
また、金利スワップでは、特例処理があり、この場合、決算日では時価評価に関する仕訳は不要です。