円と円でスワップ取引をする場合、必要となるのが、東京スワップレファレンスレートの基準です。
ここでその基準の役割をしてくれるのが、「テレレート17143頁」。
この「テレレート17143頁」とは、テレレート・サービスにおいて「17143ページ」として指定される頁、または東京スワップ・レファレンス・レート(T.S.R)として東京市場における円金利スワップの仲値を表示する目的で設けられたこれに替わる頁のことです。
ですので、取引をする書面には、『基準金利は午前10時現在の東京スワップレファレンスレート(TSR)として、Telerate(テレレート)17143ページに掲示されている6か月LIBORベース10年物(円/円)金利スワップレートとする。』と必ず書かれています。
ちなみに、「東京スワップレファレンスレート」の「リファレンス」とは、「reference」と表記され、参照と訳されます。